マツマスアドバイス(仮)

COPDとは?

うららかな好季節を迎え、皆様はいかがお過ごしですか?
今回は「たばこ」と「COPD」についてお話したいと思います。

COPDとは?

最近、ちょっと歩いただけですぐに息切れがする、風邪でもないのに咳や痰が良く出る・・そんな症状が出てはいませんか?それはもしかするとCOPDによるものかもしれません。
COPDは、日本語にすると『慢性閉塞性肺疾患』と呼ばれ、気管や肺など呼吸器の広範囲にわたって慢性の炎症が起きる疾患です。従来『慢性気管支炎』や『肺気腫』と呼ばれていた疾患もCOPDに含まれます。その原因の大半はタバコが占めていると言われており、そのため、COPDは『たばこ病』と呼ばれることもあります。
日本人の500万人以上が罹っているとされていますが、その大半は自覚の無いまま未治療の状態だと言われており、日本でも今後、疾患別死亡順位の上位にくることがほぼ確実視されています。COPDかな?と思われたら医療機関で肺機能検査を受けてみられることをお勧めします。

どのような人が要注意?

○50歳以上で喫煙歴が長い人は特に要注意
この病気では患者の大半が喫煙者で、タバコの本数が多く喫煙歴が長い人ほどリスクが高まります。重症になると歩くだけでも息苦しく、寝たきりの原因になることもあります。

○女性が重症化しやすい
女性は男性に比べて肺や気管が狭く、外部刺激に過敏に反応しやすいとされています。また女性ホルモンとの関連も指摘されています。

肺がんとCOPD

肺ガンは、タバコを吸わない人でもなります。特に女性はそうです。
ところがCOPDは患者のほぼ9割が喫煙者です。
タバコを吸っている人のすべてが罹るわけではありませんが、喫煙者の15%~20%ぐらいがCOPDになるとされています。

禁煙を始めよう!

これまでの話を聞いて禁煙したくなったけど、どうやって禁煙すればよいか分からない・・、そんなあなたに朗報です。現在は禁煙を補助する薬があり、以前よりも禁煙のハードルは下がっています。
さらに、喫煙年数など一定の条件を満たしていれば、禁煙外来を行っている医療機関で保険診療での禁煙が可能です。ちょうど4月から西伯病院でも禁煙外来が始まっており、その上、鳥取県には禁煙治療費助成という保険診療に必要な条件を緩和してくれる制度もあります。禁煙に興味をもたれた方はぜひお気軽に薬局でもご相談ください。