マツマスアドバイス(仮)

蚊と感染症

夏もいよいよ真っ盛りで、連日暑い日が続きますね。熱中症にならないように、汗を一杯かいた時は、水分と塩分補給をしっかり行いましょう。さて、今回は今の時期によく悩まされる蚊について、少し変わった知識など紹介してみたいと思います。

蚊の生態

蚊の幼虫であるボウフラは、水中で卵からかえった後、幼虫の間を水中で過ごします。その後、10日程度でさなぎを経て成虫になります。成虫の寿命は2~3週間ほどです。
蚊の通常の主食は花の蜜や草の汁などで、普段から吸血しているわけではありません。蚊をはじめ、アブやブヨなどの虫は、メスが産卵に必要な栄養を摂取する時だけ吸血しています。そのため、オスが吸血することはありません。

蚊と感染症

蚊に刺されるとただ痒くなるだけではなく、まれに感染症にかかることがあります。蚊が媒介する病気は、日本脳炎、マラリア、ウエストナイル熱、デング熱など多岐に渡ります。近年の温暖化による影響で、これらの感染症のリスクは高まってきていると言われています。昨年のデング熱の流行で代々木公園が閉鎖されたことは記憶に新しい人も多いのではないでしょうか。感染症にかからないためには、そもそも蚊に刺されないようにすることが重要です。

蚊に刺されやすいのはどんな人?

蚊は人から出る炭酸ガス(二酸化炭素)や体温などを感知して近づいてくる習性があります。そのため、運動後やビールを飲んだ後などは特に刺されやすくなります。黒色の服は熱を吸収しやすいため、黒色の服を着ていると刺されやすくなる傾向にあります。また、血液型がO型の人が刺されやすいというデータも一部ではありますが、科学的根拠に乏しく、血液型占いと同じ程度に考えておいた方がよいでしょう。

対策

蚊の対策と言われてすぐに思いつくものは、虫よけスプレーや蚊取り線香などがありますね。ここではそのような虫よけグッズとは異なる対策について紹介します。
蚊の対策としては、まず蚊を増やさないことが重要です。空き缶や切株などにたまった少量の水でも増殖できるので、蚊の発生源である水たまりを極力作らないようにしましょう。
身近にあるもので意外と対策になるものとして扇風機があります。蚊の飛行速度はせいぜい時速2.5kmほどしかなく、扇風機程度のわずかな風でもまともに飛行できなくなります。また、扇風機の風の影響で、熱や二酸化炭素を上手く感知できなくなるとも言われています。また、蚊は暖かいところに集まりやすいため、テレビなどの温まりやすいものを他に用意することで、そちらに蚊が集まりやすくなります。