マツマスアドバイス(仮)

ロコモって何?

ロコモとサルコペニア

暑さも本番になってきて、今年も夏の到来を感じるようになってきました。暑さの厳しい日には水分と塩分が不足しないように注意して、熱中症にはくれぐれも用心しましょう。さて、今回はあまり聞きなれない言葉、「ロコモ」と「サルコペニア」についてお話ししたいと思います。

ロコモって何?

ロコモとは、正式には「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」と言い、筋肉や骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態を指します。

現在、日本人の健康寿命(健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間)と平均寿命の間には男性で約9年、女性で約13年の開きがあると言われています。そして、その原因の第1位となっているのが運動機能の障害、すなわちロコモなのです。

サルコペニアって何?

ロコモに陥る原因として近年注目が高まってきているのが「サルコペニア」です。サルコペニアとは、加齢に伴って筋肉の量が減少し、筋力が低下していく病態を指す言葉です。

サルコペニアによる筋力低下は、つまずきや転倒リスクの増加、関節への負担増などにつながり、最終的に寝たきりや要介護状態になってしまいます。

特に、肥満を伴う場合は「サルコペニア肥満」と呼ばれており、肥満→運動機能低下→さらなる筋肉減少の悪循環が生じやすいため、肥満の解消も大きな課題となります。

ロコモにならないために

人の筋肉は30代から徐々に減少していき、その傾向は加齢に伴って加速していきます。つまり、何も対策していないと人は誰もがサルコペニア、ロコモへと向かっているのです。

これらを予防するためには、早期から生活習慣を改善して肥満を解消し、栄養状態を向上させ、運動により必要な筋肉を取り戻す必要があります。しかし、これらも闇雲に行えば良いというわけではありません。

たとえば、食事制限中心のダイエットを繰り返してきた人は、体型が若い頃と変わっていなくても、筋肉だった部分が脂肪に置き換わっていることが少なくありません。無理な運動で体を痛めてしまい、かえってロコモを悪化させてしまうこともあります。

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