マツマスアドバイス(仮)

喘息発作の症状は?

もう夏も終わり寒くなってきましたね。ここ何年かで喘息を患う人が増えてきたので、今回は喘息について2回に分けてお話したいと思います。

喘息とは?

喘息は、気管支などの空気の通り道(=気道)が、炎症によって狭くなる病気です。喘息の人の気道は、症状がないときでも常に炎症が起きており、炎症がおこっている気道はとても敏感になっています。正常な気道ならなんともないホコリやタバコ、ストレスなどのわずかな刺激でも狭くなり、発作がおきてしまいます。
成人の気管支喘息は、過去30年間で約3倍にも増加したといわれています。
40歳を過ぎてから初めて発症するようなケースも珍しくありません。
過去に小児喘息にかかった経験がある場合、成人になって再発するケースは少なく、全ての成人気管支喘息の3~4%といわれています。

喘息発作の症状は?

喘息の発作が起こると、気道の粘膜がさまざまな刺激に過敏に反応して炎症でむくみ、狭くなります。その後、痰(たん)がたくさん分泌されて気道をふさぎ、呼吸が困難になります。その結果、突然の咳き込みや呼吸をするたびにゼイゼイ、ヒューヒューといった音がする喘鳴(ぜんめい)、息苦しくなる、といった症状が起こります。
発作は治療によって通常は数分から数時間でおさまりますが、激しい発作が長く続くと危険な状態になる場合もあります。このような症状が続いている方は、早目に病院、診療所などを受診するようにしましょう。

咳喘息に注意しよう

カゼは治ったはずなのに、咳はちっとも治まらない・・・。そのような症状が数週間続いている場合、それは咳喘息かもしれません。咳喘息は一般的な喘息と同様、気道が狭くなり、いろいろな刺激に対して過敏になって、炎症や咳の発作が起こります。ただし、喘息に見られる喘鳴や呼吸困難は無く、発熱や痰などの症状もほとんど出ません。通常の風邪薬ではほとんど改善せず、喘息治療薬で症状が改善するのが特徴です。
咳喘息は自然に治ることもありますが、約30%が喘息に移行するといわれています。症状が続く場合は専門医にかかることをお薦めします。

喘息を予防するために

喘息や、その前段階となり得る咳喘息を予防するためには、日常生活での対策も重要です。カゼやインフルエンザなどは気道の炎症のきっかけとなりやすいため、手洗い・うがいの徹底や流行シーズンのマスク着用などが効果的です。タバコや過度な飲酒も気道を刺激しやすいので避けるようにしましょう。アレルギーの原因となりやすいハウスダスト、ペットの毛、花粉などもこまめに掃除するようにして、急激な気温の変化を避けることや、ストレスをためこまないといったことなども重要です。