マツマスアドバイス(仮)

食中毒と対策

今年も梅雨の時期がやってきましたね。梅雨の時期から夏にかけては、細菌による食中毒に特に注意が必要な季節です。今回は食中毒とその対策についてお話したいと思います。

食中毒を引き起こす主な原因は、「細菌」「ウイルス」「自然毒」

「細菌」
腸管出血性大腸菌(O157、O111)など。5月から9月にかけての夏季に多く発生しています。これは、細菌が高温多湿を好み、梅雨から残暑のころにかけて、増殖が活発になるためです。

「ウイルス」
ノロウイルスなど。細菌とは異なり、ウイルスによる食中毒は冬の時期に発生しやすくなっています。

「自然毒」
キノコや野草、フグなどが体内に持つ毒成分です。発生件数は多くありませんが、季節を問わず毎年発生しています。

食中毒予防の3原則「つけない」「増やさない」「やっつける」

食中毒を予防するにあたって、重要となる3原則があります。細菌などを食べ物に「つけない(清潔)」、食べ物に付着した細菌を「増やさない(低温保存)」、食べ物や調理器具に付着した細菌やウイルスを「やっつける(加熱処理)」ことです。
ここでは、食材を買うときから、保存、下準備、調理、そして食べるときまで、それぞれの段階で実践すべきポイントを紹介します。また、全ての段階で手洗いは非常に重要です。こまめな手洗いを心がけてください。

食材を買うとき
消費期限はしっかり確認。肉や魚などの生鮮食品や冷凍食品は最後に買いましょう(できれば保冷剤(氷)などを利用すると良いです)。
買い物後は寄り道をせず、すぐに帰って冷蔵庫へ収めましょう。

家庭での保存・調理の下準備
生肉や魚は、生やそのままで食べるものと離すようにします。まな板や包丁は肉用、魚用、野菜用と使い分けができると安全です。使用後の調理器具は洗った後、熱湯をかけて殺菌しましょう。台所用殺菌剤の使用も効果的です。
ふきんやタオルは清潔なものにこまめに交換し、台所を清潔に保ちましょう。

調理
生肉や加熱が不十分な肉の料理は食べないことが重要です。肉や魚は十分に加熱し、中心部分の温度が75で1分間が目安です。例えば、ハンバーグなら、竹串を刺してみて肉汁が透明になり、中の赤身がなくなった状態になれば、加熱は十分です。

食事
作った料理は、長時間室温で放置するのを避けましょう。
温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに食べるようにします。

残った食品
保存して時間が経ちすぎたものは思い切って捨てましょう。
温め直すときは十分に加熱するようにしてください。

食中毒かな?と思ったら

おう吐や下痢などの症状は、原因物質を排除しようとする体の防御反応です。市販の下痢止めなどの安易な服用は症状を悪化させてしまうことがあります。早目に医師の診断を受けるようにしてください。